ふるさと納税

【2021年徹底比較】ふるさと納税サイトの違いってなに?

「ふるさと納税を始めよう!」と思ったときに、まず最初に悩むのが「どのサイトですればいいのか?」だと思います。

どのふるさと納税サイトにも特徴があります。人によってはお得に感じるサイトも異ってきます。

本サイトでは11サイトの比較表をはじめ、1サイトずつ特徴を紹介していきます。自分に合ったふるさと納税サイトを見つけて下さい。

選ぶときのポイント

これから、11のふるさと納税サイトを紹介しますが、どれを使えばいいか選べない方も多いかと思います。なので、おすすめの注目すべきポイントをご紹介します。

優先順位①【返礼品数】本当に欲しいモノを選ぶ


返礼品を選ぶ際に「Aサイトの返礼品がBサイトにないけど、キャンペーンがあるから、Bサイトで違うモノを選ぼう!」となる方は多いかと思います。

これはこれでいいのですが、後から「これって必要だったかな。」「置いておくスペースがない。」「もっと実用的なモノにしておけば。」となる方が非常に多いです。

必要ない返礼に交換してしまうと、ただの浪費になり、高額で商品を買っているだけになります。必ず、必要な本当に欲しい返礼品を選んでください。

優先順位②【キャンペーン】併用してお得に

基本的にどのサイトも毎月、なにかしらキャンペーンをこなっています。複数のサイトを比較して還元が高いサイトでふるさと納税をしましょう。

例えば、楽天ふるさと納税は、キャンペーンが重なると最大30%ポイント還元されることがあります。10,000円の納税で3,000円、100,000円の納税で30,000円、戻ってきます。とてもお得なので、必ずキャンペーンをチェックしてください。

優先順位③【決済方法】無理な支払いにならないか


ふるさと納税は税金の前払いです。翌年の6月から控除されますが、前年の12/31までに申し込みをしなければ対象外です。

年末まとめてふるさと納税をしようとすると、それなりの大きな金額になり、支払いに困る方もいらっしゃいます。

サイトによって決済方法が異なる為、自分にあった決済方法のサイトを使いましょう。

支払方法としては、クレジットカードや銀行振込、携帯料金とまとめたり、最近だと「d払い」「PayPay払い」「Amazon Pay」「メルペイ」などもあります。(キャンペーンを実施している場合があるので、さらにお得になることもあります)

ふるさと納税サイト 一覧比較表

サイト名 自治体数 返礼品数 還元率 決算方法 こんな人におすすめ 詳しくみる
楽天ふるさと納税 1,033 183,760 最大31% クレジット、銀行振込、Apple Pay 簡単に始めたい!
還元率が大事!
楽天ポイントを貯めたい!
詳細
さとふる 872 195,039 クレジット、銀行振込、コンビニ決済
キャリア決済、PayPay、Pay-easy
還元率も大事!
沢山の返礼品から選びたい!
詳細
ふるなび 567 131,516 最大8% クレジット Amazonギフト還元!
家電を選びたい!
詳細
ふるさとチョイス 1,573 292,692 クレジット、銀行振込、コンビニ決済
キャリア決済、郵便振替、Amazon Pay
楽天ペイ、d払い、メルペイ、PayPal
還元率より、
沢山の返礼品から選びたい!
詳細
ふるさとプレミアム 103 22,952 最大9% クレジット とにかくAmazonギフト還元! 詳細
ふるさと本舗 49 7,697 最大2% クレジット 食品の返礼品がいい!
定期便で長く楽しみたい!
詳細
au PAY ふるさと納税 220 51,418 1% クレジット、auPAY、auキャリア決済 Pontaポイント貯めたい!
スマホ代と支払をまとめたい!
詳細
ふるぽ 254 68,312 クレジット、銀行振込、コンビニ決済
キャリア決済、郵便振替、Amazon Pay
楽天ペイ、メルペイ、PayPal
国内旅行によく行く! 詳細
ANAのふるさと納税 331 77,499 1% クレジット anaマイル貯めたい! 詳細
三越伊勢丹ふるさと納税 80 3,988 クレジット、コンビニ決済 高品質な物を選びたい! 詳細
ふるさとパレット 53 12,145 クレジット TOKYU POINTを貯めたい! 詳細

楽天ふるさと納税

※画像出典:「楽天ふるさと納税」公式サイトより
自治体数 返礼品数 還元率 おすすめ度
1,033 183,760 最大30% ★★★★★

「楽天」が運営しているふるさと納税サイトで2015年7月31日に始まりました。楽天ふるさと納税は「楽天市場」のように、ショッピングをする感覚でふるさと納税ができます。

既に楽天会員の場合は会員登録せずに、スムーズにふるさと納税ができるため便利です。

また、寄附の金額に応じて「楽天ポイント」還元されるのが「楽天ふるさと納税」を利用する最大のメリットです。

寄付金額の1%相当の楽天で使えるポイントが貯まる上、「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」と呼ばれるプログラムを活用すると、ポイントの還元率が最大16%、買い回りキャンペーンやその他のキャンペーンを併用すると最大30%ポイント還元になる事があり、ふるさと納税サイトの中で最も還元を得られるサイトになります。

【メリット/デメリット】

メリット
・楽天の会員登録であれば登録不要。
・多くの返礼品から選べる(返礼品数3位)
・楽天ポイントが貯まる。キャンペーン併用でMAX30%還元!

デメリット
・「ふるさとチョイス」「さとふる」に比べて返礼品が少ない。

こんな人におすすめ

①とりあえず始めてみたい方(楽天会員は登録不要)

②「楽天市場」を使っていて「楽天ポイント」を貯めたい

③最大の還元を受けたい(還元率重視)

さとふる

※画像出典:「さとふる」公式サイトより
自治体数 返礼品数 還元率 おすすめ度
872 195,039 ★★★★

「ソフトバンクグループ」が運営している、ふるさと納税サイト。TVCMや雑誌などでも取り上げられているため認知度が高く有名です。

「さとふる」の特徴「返礼品の到着が早い」ことです。申し込みの受付から返礼品の発送管理までを行っています。一般のふるさと納税サイトでは、到着まで大体1~2ヶ月前後かかることが多いですが「さとふる」の場合、早い場合だと1週間~2週間で到着するものもあります。そのため、早く返礼品が欲しい方は「さとふる」を利用するのがおすすめです。

返礼品数は、ふるさと納税サイトの中で2番目に多く、返礼品のレビューが見れたり、定期的キャンペーンも多い為、ふるさと納税サイトを「さとふる」に一本化している人も多いです。

また、決済方法も充実しています。ソフトバンクグループが運営していることもあり、携帯料金と一緒にまとめて支払えるキャリア決済や、クレジットカード、コンビニ決済、金融機関(Pay-easy決済)、PayPay(ペイペイ)での支払が可能です。

【メリット/デメリット】

メリット
・多くの返礼品から選べる(返礼品数2位)
・さとふるの日などキャンペーンに力を入れている
・レビュー評価が見れる
・決済方法が豊富

デメリット
・「ふるさとチョイス」に比べて返礼品が少ない。
・抽選のキャンペーンは多いが、申し込み金額に応じてのポイント還元ほぼない。 (直近はPayPay払い対応になり、PayPay払いでの還元キャンペーンは増え始めた)

こんな人におすすめ

①たくさんの返礼品数から選びたい

②しっかりレビューをみて良いものを選びたい

③支払方法を選びたい

ふるなび

※画像出典:「ふるなび」公式サイトより
自治体数 返礼品数 還元率 おすすめ度
567 131,516 最大8% ★★★

東証一部上場の「アイモバイル」が運営しているふるさと納税サイトです。返礼品紹介ページにレビューが載っています。また、返礼品を後からゆっくり選べる「ふるなびカタログ」制度なども展開しています。また、Yahoo!ショッピングと連携しており多様な決済手段も選ぶ事が可能です。

特徴は寄付金額に応じて「Amazonギフト券還元」が受けれることです!
デフォルトで必ず納税額の1%還元があり、キャンペーンを併用すると最大8%還元を受けれます。

なので普段Amazonで買い物をすることが多い方にはおすすめです。他のふるさと納税サイトと比べて自治体数は少ないですが、家電の返礼品やふるなびオリジナル返礼品多い事も特徴です。

【メリット/デメリット】

メリット
・家電が豊富/オリジナル返礼品多数
・Amazonギフト券で還元がある
・レビュー評価が見れる

デメリット
・高額返礼を選ばない人は返礼品が少なめ
・家電は納税額が高め

こんな人におすすめ

①家電を選びたい

②Amazonギフト券の還元がいい

③納税額が大きい(高額返礼品が多め)

ふるさとチョイス

※画像出典:「ふるさとチョイス」公式サイトより
自治体数 返礼品数 還元率 おすすめ度
1,573 292,692 ★★★

「株式会社トラストバンク」が2012年に開設した、老舗ふるさと納税サイト最大の特徴は豊富な情報量で、提携(申込可能)自治体数約1,600返礼品数約30万点と、ポータルサイトNo.1になります。そのため「ふるさとチョイス」限定品も返礼品も多数掲載されています。

初心者の方でも簡単にふるさと納税が行えるように、ふるさと納税の仕組みが分かる説明ページや、ふるさと納税の基本がマンガで分かる「漫画でわかるふるさと納税」といったコンテンツが用意されています。

デメリットとして挙げられるのは「ポイント還元を行っていない」ことです。そのため、基本還元率が高いクレジットカードを利用したり、「d払い」に「dカード」「楽天ペイ」に「楽天カード」をひもづけてポイントの二重取りをするのが、より多くのポイントを獲得できる決済手段になります。

【メリット/デメリット】

メリット
・多くの返礼品から選べる(返礼品数1位)
・分かりやすいふるさと納税に関するコンテンツ多数
・決済方法が豊富(楽天ペイ/d払い/メルペイ など)

デメリット
・基本的にポイント還元はない
・比較的、家電が少なめ

こんな人におすすめ

①たくさんの返礼品数から選びたい(返礼品数No.1)

②支払方法を選びたい(楽天ペイ/d払い/メルペイ など)

ふるさとプレミアム

※画像出典:「ふるさとプレミアム」公式サイトより
自治体数 返礼品数 還元率 おすすめ度
103 22,952 最大9% ★★

「株式会社ユニメディア」が運営するふるさと納税サイト。掲載自治体数は103自治体、掲載返礼品数は22,952件と少なめです。

特徴としては、Amazonギフト券で還元されるキャンペーンを頻繫に実施しており、他の納税サイトよりも、Amazonギフトのポイント還元が高いことがあります。

【メリット/デメリット】

メリット
・Amazonギフト系のキャンペーンが多い
・他のサイトよりも、Amazonギフトの還元率が高いことが。。!

デメリット
・返礼品が少ない

こんな人におすすめ

「Amazonギフト券」でポイント還元が欲しい人

ふるさと本舗

※画像出典:「ふるさと本舗」公式サイトより
自治体数 返礼品数 還元率 おすすめ度
49 76,97 最大8% ★★

東証一部である株式会社VOYAGE GROUPの100%子会社が「株式会社ふるさと本舗」が運営しています。厳選した飲食料品を中心に返礼品を掲載しており、他のサイトとは違い食料品カテゴリーが細かく絞込検索ができます。

特徴は、長く楽しめる定期便対応の返礼品を多く取り揃えてることです。「野菜」などは時期合わせて旬のモノが届きます。また「お肉」「お米」などは一度に大量に送られてくると、冷蔵庫に入らなかったり、置き場に困るので食料品に交換したい人は「定期便」が選べるのでおすすめです。  

税理士が監修した分かりやすいシミュレーション機能も備えており、年収や家族構成、居住地域などから簡単に寄付可能金額を調べることができます。

【メリット/デメリット】

メリット
・食料品が選びやすい
・定期便の返礼品が豊富
・分かりやすいシミレーションやガイドがある

デメリット
・食料品以外の返礼品は少ない

こんな人におすすめ

①食料品を選びたい

②定期便で返礼品を長く楽しみたい

au PAY ふるさと納税

※画像出典:「au Pay ふるさと納税」公式サイトより
自治体数 返礼品数 還元率 おすすめ度
220 51,418 1% ★★

「auコマース&ライフ株式会社」と「KDDI株式会社」が共同運営している、2018年10月31日スタートしたふるさと納税サイトです。auの携帯電話を利用している場合、auユーザーau IDを使用することで、会員情報をほぼ全て自動で正確に入力することができ、決済「auかんたん決済(キャリア決済)」で携帯料金とまとめることができます。  

特徴はau携帯電話やサービスの利用額に応じてたまる「Pontaポイント」1ポイント=1円として 「au PAY ふるさと納税」で使うことができます。貯まった「Pontaポイント」を現金代わりに使って寄附ができるので、とてもお得です。  

しかし、au Payふるさと納税は、Amazonギフト券での還元がありません。他のふるさと納税サイトで、寄付するとポイントやギフト券をもらえるサイトがあるので、後から出てきたサイトなのに、寄付しても何ももらえないのは残念です。

【メリット/デメリット】

メリット
・auユーザーは会員登録が簡単
・支払いを携帯料金とまとめることが可能
・「Pontaポイント」が使える・貯まる(ポイント=1円)

デメリット
・Amazonギフト券での還元がない
・返礼品はそこまで多くない

こんな人におすすめ

①auの携帯電話を利用している

②支払いを携帯料金とまとめたい

③「Pontaポイント」を使いたい貯めたい

ふるぽ

※画像出典:「ふるぽ」公式サイトより
自治体数 返礼品数 還元率 おすすめ度
254 68,312 ★★

「JTB」が運営しているふるさと納税サイト。旅行系の返礼品が充実しており、JTBの旅行クーポンや、JALの航空券クーポン「ふるぽ」オリジナルの返礼品などを取り揃えてます。  

特徴は「ポイント制」を取り入れおり、有効期限内であれば好きタイミングで返礼品と交換ができます。年末の駆け込み需要で焦っている時期や、返礼品がなかなか決まらないという方におすすめです。

ポイントの有効期限は自治体によって異なりますが、1~2年が平均です。先に納税を行い、ポイントに交換しておいて、欲しい時期に返礼品に交換することができます。  

また、ふるさとチョイス提携しており「ふるさとチョイス」のマイページ内で貯めることができたり、下記の機能が連携して使えます。

①お気に入り機能が使える
②自分自身の寄付履歴を確認することができる
③自動入力機能が使えるので寄付の手間がかからない
④最新情報を受け取ることができる                         

【メリット/デメリット】

メリット
・旅行系の返礼品が多い
・JTBの旅行クーポンや、JALの航空券クーポンがある
・「ポイント制」で好きタイミングで返礼品と交換ができる
・「ふるさとチョイス」のマイページ機能が使える

デメリット
・返礼品はそこまで多くない

こんな人におすすめ

①国内旅行によく行く(得にJTB・JAL)

②返礼品をゆっくり選びたい

③ふるさとチョイスを使っている

ANAのふるさと納税

※画像出典:「ANAのふるさと納税」公式サイトより
自治体数 返礼品数 還元率 おすすめ度
331 77,499 1% ★★

「ANA(全日空)」が運営している、ふるさと納税サイト。旅行系の返礼品が充実しており、ANAの航空券クーポンや「ANA」オリジナルの返礼品など、ANAの強みを生かした返礼品が豊富にあります。

特徴は、寄付金額に応じてマイルが貯まることです。寄附金額の1%還元(100円につき1マイル)が貯まります。普段からANAのクレジットカードを使っている方にとっては、「ANAのふるさと納税」が魅力的に感じるのではないでしょうか。

残念なポイントとして決済方法が少なめです。クレジットカード決済(Yahoo!公金支払い)のみの決済になっています。

【メリット/デメリット】

メリット
・旅行系の返礼品が多い
・ANAの旅行券や、ANAの航空券クーポンがある
・寄附金額の1%還元(100円につき1マイル)が貯まる

デメリット
・返礼品が少なめ
・決済方法がクレジットカード決済(Yahoo!公金支払い)のみ

こんな人におすすめ

①国内旅行によく行く

②ANAマイルを貯めたい

三越伊勢丹ふるさと納税

※画像出典:「三越伊勢丹ふるさと納税」公式サイトより
自治体数 返礼品数 還元率 おすすめ度
80 3,988 最大5% ★★

大手百貨店の「三越伊勢丹ホールディングス」が運営するふるさと納税サイト。

特徴は百貨店バイヤーこだわりの「オリジナルの返礼品」が用意されており、高品質な返礼品が用意されています。

百貨店の物流を活用した配送管理を行っているため最短1週間前後で返礼品が届くきます。また、ギフト包装が可能なので、ギフトとしての活用も可能です。

【メリット/デメリット】

メリット
・百貨店クオリティの高品質な返礼がある
・ギフト包装が可能

デメリット
・返礼品が少ない

こんな人におすすめ

高品質な返礼品を選びたい

ふるさとパレット

※画像出典:「ふるさとパレット」公式サイトより
自治体数 返礼品数 還元率 おすすめ度
53 12,145 最大4% ★★

「東急グループ」が運営するふるさと納税サイト。特徴は野外遊びや渋谷のホテル宿泊券など、宿泊券やアクティビティ体験券に強いことです。

TOKYU CARDで寄附すると「プレミアムポイント」としてご決済金額の0.2%~最大1%が貯まります。

貯めたTOKYU POINTは東急グループのスーパーや百貨店で使用することが出来るため、普段から利用している人にとってはおすすめのサイトです。

【メリット/デメリット】

メリット
・TOKYU POINTがたまる

デメリット
・返礼品が少ない。

こんな人におすすめ

TOKYU POINTが貯まる